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「托鉢」の本当の意味 お釈迦様の素晴らしい教えの中に、「托鉢」があります。
托鉢とは、笠をかぶったお坊さんが、家々を回ったり、道路の脇に立ち、手に鉢をもってその中にお布施を頂くという行為のことです。 お釈迦様は、托鉢に向かう弟子たちに、こう言いました。 「お金持ちの家ではなく、貧しい人たちの家を回って、托鉢をしてきなさい!」と。 弟子たちは、驚きました。 「お金持ちの家から、お布施を頂くのではないのですか?」 これまで私は、托鉢とは僧侶が自らの糧を得るために、信心の布施を頂戴する修行だと思っていました。 しかし、これにはもっともっと深い意味があったようなのです。 お釈迦様は、弟子たちに、こう言ったそうです。 「貧しい人たちというのは、今まで自分が貧しいと思って、他人に対して施しをしてこなかった人たちである。 それ故に、貧しさから抜け出すことができずにいる。だから私たちが布施をいただきに行くのは、 このような貧しい人たちを、その貧しさから救ってあげるためなのだから、貧しい人の家を回って来なさい。」 実に深い、素晴らしい教えです。 貧しい人がなぜ貧しいのか。 それは、自分のためにしかお金を使わない、だから貧しいのだということを見抜き、 その人たちに布施(他人のためにお金を役立てる)の尊さを教え、それによって貧しさから救ってあげるのが、托鉢なのです。 托鉢に金額は関係ありません。 貧しさから抜け出す最初の一歩は、布施(寄付)をしたり、他人が喜ぶことのために、お金を使うことなのかも。 日常の托鉢 生活の中で、簡単に托鉢の心を実践する方法があります。 例えば、 行列が出来て繁盛しているお店には入らないこと(笑) 簡易托鉢の基本は、「より喜ばれるようにお金を使う」ということです。 繁盛している行列のお店でお金を使うよりも、生活に苦労し、悩んでいるお店にいって、お金を使いましょう! そのお店の味がどうとか、サービスがどうとか、接客がどうとか、気にしない気にしない。 世の中には、商売の才能のある人もいれば、ない人もいるのです。それを受け入れてあげましょう。 そして、お金に苦労している人のお店で、喜んでお金を払い、お店の人に喜ばれる存在になりましょう。 その喜びが、巡り巡って、あなたに戻ってくるのです。 *ちなみに、このサイトの管理人は、下記のことを意識しています。 ・高くても誠実な商売をしている、近所の個人店で買う ・雑誌で紹介されてるレストランではなく、路地裏の定食屋さんで食事をする ・大企業のサービスではなく、個人経営のサービスを利用する ・自分に縁のあった知人のお店で、感謝してお金を使う 特に! 「世の中のために喜ばれるようにお金を使っている人に、お金を使う」 ようにしています。 信頼できる経営方針の企業を見つけ、人柄の良い経営者のお店で買物をします。 そうすると、その人(企業)も同じようにお金を回してくれるので、一石二鳥だからです。 本当に効果大ですよ! 参考までに♪ こだわり商品館 |