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 フェアトレード 



買い物で国際協力ができる!

「フェアトレード」と呼ばれる貿易活動は、世界の南北間にある経済格差問題の解決を目指し、
1960年代にヨーロッパで始まった世界的な活動です。

貧困のない公正な社会をつくるための、対話と透明性、互いの敬意に基づいた貿易のパートナーシップです。
フェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人びとに仕事の機会を提供することで、
貧しい人びとが自らの力で暮らしを向上させることを支援しています。

小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と
伝統技術を活かした生産によって、持続可能な社会を目指しています。

■「援助」より「貿易」を

これまでは、貧困国に対して数々のお金やものの援助がなされていながら、根本的解決になっていないということが明らかになりました。
いつ支援がとまるかも知れず、打ち切られればまた元の状態に戻ってしまうからです。
また、常に貰う側にいては依存心が強くなり、自分で家族の為に道を切り開き、支えていくという自立の精神をも奪いかねません。

与える援助は、人間としての尊厳を傷つけてしまうのです。

「恵んでくれなくていい、トレードをしてほしい。自ら力をつけて立たなければ、根本は変わらない」という現場の言葉。
経済的な自立を促すことを目指して、フェアトレードの活動は行われています。

■私たちができること

それは、「フェアトレード商品を買うこと」です。
継続的に商品が売れれば、継続して 注文を出すことが出来、生産者の収入は安定していきます。

手工芸品という大量生産のできないものを手にし、作った人を思いながら、楽しくお買い物をするこ とを通して、国際協力ができるのです。
様々な消費形態が存在するいま、その選択肢の中に「フェアトレードの商品を買うこと」を加えてみませんか?


フェアトレードがもたらす違い

途上国の多くの地域に、豊富な自然資源と伝統の技術を持ちながら、商品開発のノウハウや商品を販売する市場の
情報を持たない人びとがいます。

貧しさから抜け出すために立ち上がり、自立の努力をしている人びとを、フェアトレードは支援します。

現地の技術を生かしつつ日本の市場に受け入れられるデザインのアイディアを提供したり、品質向上のために技術研修の
資金援助をしたり、原料や設備の調達に必要な場合は代金の半額を前払いして、国際貿易に参加できるよう生産者を支えます。

フェアトレードは、生産地で豊富に採れる原料や、現地の伝統的な手工芸の技術を活かした、環境を害さない持続的な生産を支援します。

自分の暮らす村で仕事の機会があれば、人びとは出稼ぎのために村を離れ、都市のスラムで暮らしたり、
食べるに事欠くような低賃金や劣悪な労働環境に苦しむこともなくなるのです。

フェアトレードによって日々の暮らしに充分な賃金が確保できれば、人びとは地域の絆も取り戻すことができます。
井戸を掘ったり、衛生設備を整えたり、学校を建てたりして生活の基盤を築き、子どもたちは学校で読み書きを覚えます。

こうして、地域発展のためのさまざまな活動が展開し、人びとは人として尊厳ある暮らしを送れるようになるのです。



こだわり商品館
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