![]() ガスール |
水などに溶かして髪、顔、身体を洗います。 |
●ガスールとは?
モロッコや、チュニジアなど北部アフリカと中東地域でも、せっけんのような働きをする身近で安心な素材として、今でも親しまれている粘土があります。
ガスールあるいはラスールというこの呼び名は、アラビア語の“Rassala(ラサラ)"ということばに、由来しますが、それは to
clean「洗い清める」の意味があります。
昔から伝統的に使われてきたものですが、今でもモロッコの多くの女性たちは、水や、ハーブと練り合わせて、身体や髪、顔の美容や洗浄に用いています。
かってのハーレムでは ベールに包まれた女性達の肌や髪は ガスールやヘナ、様々なハーブで ピカピカに磨き上げられていたようです。
また、ヨーロッパではラスール、ラソールといった名称で、ナチュラルなエステティック、ボディケア・ヘアケア用品、アロマテラピー、クレイテラピーの良質な素材としても注目されています。
現在、髪や肌の洗浄剤として市販されている殆どのものは、合成界面活性剤、または石けんです。環境やからだにも安心で、なおかつ効果のあるもう一つの方法、オルタナティブな洗浄剤としてねんどは注目に値します。
ガスールは、モロッコでは昔から洗浄剤として使われてきたミネラル分を多く含んだクレイです。ガスールを水に溶かすと泥状に溶けますが、粘土が汚れを吸着します。
●ガスールの用途
髪に:ガスールはヘアケアに使用することができます。
ねんどが皮脂や汗などによってできた汚れを吸着することで、髪のケラチン質や、頭皮を傷めることなく、汚れを取り除くことができます。まさに天然のシャンプーというわけです。
顔に:ガスールは、皮脂や汗、角質から生まれる皮膚の汚れ、頭皮の汚れ、化粧品による汚れなどを吸着し、取り去りますが、マイルドに働き、取りすぎることはありません。石鹸などでも刺激を強く感じる敏感肌にも使用できます。
からだに:全身に用いることができます。
フランスでは、ラスール(ガスールのこと)は美容目的で使う粘土として知られているようです。ジュニパーやローズマリーなどより効果を高める精油をいれてパックに使います。
・ 身体のほか、食器などの油汚れもきれいに落とすことができます。
● ガスールの使い方
基本的には 容器にガスールを入れて水、またはお湯を注ぎます。
ガスールの重さの2倍くらいの水分で泥状になりますが、もっとゆるく乳液状に溶かしても大丈夫です。
水が多いと、しばらくすると分離してきますが、上澄みにもミネラルは溶け出していますから、様々な用途にお使い頂けます。
お好みで、水の代わりにハーブウォーターやお茶なども使えますし、精油やオイルを加えてもOK。
保存:添加物なしの素材そのものなので、水を加えない状態では、永久的に保存できます。
水だけで溶かしたガスール(鉱物+水)は 蓋をして清潔に保存すれば、ある程度日持ちします。
他のものを加えたガスールは、早い目に使い切るようにしてください。
ガスール(固形)
アトラス山脈の麓で採れた粘土ガスールの岩石を水で溶かし、それをテラスに拡げて天日で干しあげるとひび割れてかけら状になります。
大昔からモロッコの人々がやってきた素朴な製法です。
水に簡単に溶けるので、泥状にして使います。
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内容量:500g入り | |
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ガスール(粉末タイプ)
固形のものを機械で細かく粉砕し、細かい粒子の粉末にしたものです。
洗い流した後の使用感は、固形、粉末共に変りませんが、より溶かしやすく、使い心地もなめらかです。
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内容量:500g入り | |
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商品名:アルガンクリーム | |
商品説明: モロッコの大地が育んだ、シンプルで贅沢な伝統的オイル。 ヤギが実を求めて木登りするほど豊富な栄養素を含む。 |
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全成分:アルガンクリーム、ビーワックス |
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■商品名:アルガンクリーム 50ml |
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商品名:ナイアードヘナ | |
商品説明: ヘナは、インドから北アフリカに自生するミソハギ科の植物で、 古くから天然染料として使われてきました。 化学薬品を用いない純植物性!安心してお使いいただけます。 ※染毛には髪の質などにより個人差があります。 ナイアードヘナ100%の他、 10種のハーブをプラス。ヘナ100%よりダークに染まる、 ヘナ+10種のハーブ。 ヘナに髪を黒っぽくする作用のある木藍と10種のハーブを配合した、 ヘナ+木藍の3種類ございます。 |
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■ナイアードヘナ100% 徳用(100g×4) ■ヘナ+10種のハーブ 徳用(100g×4) ■ヘナ+木藍 徳用(100g×4) |