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表示のカラクリ

食品表示の裏側で

生活の中にあふれている食品表示。食肉や賞味期限偽造などの不当表示が問題になっていますが、 私たちは表示についてどれだけ知っているでしょうか?
根本がわからずに、知らず知らずに食べていると、また同じことを繰り返してしまいます。
ここでは、賢い消費者の基礎知識として食品表示を取り上げてみます。

■消費期限と賞味期限の違い

食料品の表示にある消費期限と賞味期限。
一見似ているこの言葉、違いが分かりますか?
消費期限は、製造日を含めた約5日以内に、品質が急速に劣化する日持ちしない食品(弁当・惣菜・刺し身など)に、表示されています。
これは「食べてよい期間」。つまり、表示日を過ぎると食べてはいけないということ。

それに対し、賞味期限は、日持ちする食品(スナック菓子・冷凍食品・缶飲料など)に表示され、この表示日を過ぎても食べられなくなったりするわけではなく、期限を過ぎても食べられるものもあります。これは、「味が保持される」「おいしく食べられる期限」
ですので、消費期限切れと賞味期限切れとは大きな差があるのがおわかりだと思います。

■食品添加物表示の裏側

スーパーやコンビニの売り場には、いろいろな食料品が並んでいます。
安心や安全をうたった、弁当などの加工食品の多くに、大量の食品添加物が含まれていることを知っていますか。
容器包装に入れられた加工食品は、原則として使用したすべての添加物名を容器包装の見やすい場所に記載する必要があります。
しかし、品質表示を見てみると、含まれた添加物が少なく見える食品がたくさんあります。

例えば、パッケージ上に書かれているのが「グリシン」「香料」「pH調整剤」となっていたら、どう思いますか。体によくないとされる添加物が3種類しか含まれていないのなら、まあいいかもと、思う人もいるのではないでしょうか。
これが食品添加物表示の落とし穴。
この場合、含まれている添加物は3種類どころか、5種類かもしれないし、もしかしたら10種類かもしれない。

実は「香料」「pH調整剤」の2つは「一括表示」ができる添加物なのです。
一括表示とは、さまざまな添加物を使用していたとしても、同じ目的のために入れるのであれば、いくつかの添加物を1つにまとめて表記できる、消費者にとって不親切な表示の仕方。
しかし、企業のノウハウが詰まっていることも多く、微量の物質を調合して作られる食品用の香料でいえば、配合した物質をすべて表示せずに、「香料」とだけ記載されています。

現在「香料」として使われるものはアセト酢酸エチル、アセトフェノン、アミルアルコール、ギ酸イソアミル、バニリン、L-メントールなど、天然系の香料が約600品目、合成香料は96品目という多さです。
この「一括表示」ができる添加物は、全部で14種類。
パッケージに添加物がたくさん表記されていなくても、それだけを見て、安心は出来ません。

■飲み物に記載された糖分のヒミツ

「砂糖不使用」でも糖分たっぷり!?
ダイエット中の人には、とくに気になる摂取糖分量。缶コーヒーなどに記載された「甘さひかえめ」「砂糖不使用」「微糖」などの糖分表記を見て、購入を決断する人も多いのではないでしょうか。
一見すると、どれも糖分が少なそうな気がするこの表記にも実はヒミツがあって、中には糖分がたっぷり含まれたものも。

例えば「砂糖不使用」の記載。添加されていないのは砂糖だけで、砂糖以外の「糖分」「糖アルコール」は含まれています。
食品表示に使われるさまざまな表現から受ける消費者の印象とその本当の意味の間には、大きなギャップが存在しています。
よくある「甘さひかえめ」。この言葉は法律で定義されてなく、メーカーが独自に表記できるため、たとえ糖分がたくさん入っていたとしても表記は可能。
同じような表記に「糖分ひかえめ」という言葉がありますが、これはちゃんと法律で定義された言葉。糖分は100ml当たり2.5g以下と決められています。
つまり、甘さひかえめと糖分ひかえめは、言葉は似ていても入っている糖の量は大違いだということ。
お腹のたるみが気になる人は、同じひかえめを選ぶなら、「糖分ひかえめ」を選びましょう。

■罪にならない?偽装表示のカラクリ

例えば、ソース。
原材料の表示には野菜・果実、醸造酢、糖類、食塩、香辛料と、多い順で記載されています。
これを見れば、野菜たっぷりのソースとイメージします。。。
ところが、ソースは製造の過程で、主成分の野菜・果実は濃縮されます。
したがって最終的な製品の主要な"成分量"は砂糖、酢、トマト、リンゴ、塩の順になるのです。

農水省の加工食品品質表示基準では、入れられた原材料の重量順に名称を並べるだけでよく、数量を表示する義務はない。
要するに、表示は最終製品の内容成分を示すものでは無いという事。。。
飼料の原料表示も同じことを考えると農水省は消費者より、業者寄りと言われて仕方ないかも。


私達に出来ることはなんでしょう?

〜下記の食品業界のカラクリを参考に「選ぶ」という消費者革命をおこしましょう。 〜


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安い食品の裏側

■何故!激安で売れるのか?

原油高の関係から漁業の深刻な問題が取り上げられていますが、消費者にとってもっと深刻な問題があります。
偽装魚・死魚専門の水産加工業者が存在するのです。

もちろん、グロテスクな魚(偽装魚・深海魚)や気持ち悪い魚(死魚・奇形魚)をそのまま店に持込んでも、お店は買いません。
ですので水産加工業者が、切り身にしたりパック加工して各店に持ち込みます。
さらに適当な和風魚名に変えているので、良識あるお店の調理者でも気が付かないことがあると言われます(経営者は知っているでしょうが)。

つまり、市場で相手にされない論外な魚をただ同然で引き取り、場合によっては逆に引取料さえも貰います。
そして激安の回転寿司店・居酒屋・飲食店などに流していく、専門の仕組み(ルート)が確立されているのです。
食肉業界と同様に水産物の流通には、私達一般人がうかがい知れない領域があるのです。

水産加工業者や水産ブローカーに寿司ネタ業者が連携しており、実はあまり知られない裏の世界で大きく暗躍し、役割化、産業化されているのです。
だからこそ単なる特定の激安店の問題ではなく、構造的な騙し組織なのです。

皆様の中にはこうしたことが信用できずに、グロテスクな深海魚や病気魚・奇形魚が市場に並ぶ訳がないと思っている方も多いでしょう。
今や、回転寿司だけの市場をとっても、5,000億円もあるので、こうした“闇の業者”が放っておく訳がありません。
私達の健康より利益を求め、大掛かりな組識で動いているのです。
知らず知らずにこうした店を利用(選ぶ)している私達は、意識しないまま危険な薬剤や抗生物質・ダイオキシンなどを、じわじわと身体に摂り込んでいるのです。

世の中全体の魚が悪いのではなく、回転寿司店・激安居酒屋・飲食店などでは中国を始めとする海外で加工処理をします。
そこでは品質の悪さや保存料などの添加、成分が分からない食品添加物が多く使われている現状があります。

一般の魚でも100%安全はありませんが、魚は生活習慣病の改善に大切な食材です。
そこで魚は、家庭で食べることを心掛けて下さい。最近はスーパーも悪質な魚が出回っているため、良心的な魚屋さんから買うほうが安心です。
いわゆる青魚〜秋刀魚・鯖・鯵などを主体に、鮪や烏賊・蛸などをバランス良く食べましょう!
また回転寿司店ではケチと思われようが、こうした「安いネタ」を選びましょう。
そのほうが、遥かに健康と家計にも優しいはずですから。

■病気魚や奇形魚になる原因

病気魚や奇形魚になるのは、養殖の餌が原因です。
激安店では、たとえネタが本物だったとしても、天然物ではなくほとんどが養殖物です。
養殖は、魚が狭い生け簀に無理矢理押し込まれるために、ストレスや生け簀に接触して死んだり病気になりやすく、また寄生虫も付きやすいのです。
そのため、駆虫剤を始め薬剤が投入されます。

有機スズ系の劇物指定の酸化トリブチルスズ(現在は禁止)やその他の駆虫剤、また様々な抗生物質・抗菌剤が過剰に投入されるのです。
結果、多くの奇形魚が発生することになります。奇形魚が怖いのは、不気味さもさることながら、こうした薬剤の多さです。

誰が考えても、こうした薬害死魚や奇形魚・病気魚は魚の体内に問題がある訳ですから、人間が食べることは絶対避けなければなりません。
本来は、当然廃棄されるべきものです。

気を付けなければならないことは、形の整った魚でも薬剤が大量摂取されていることです。
激安店では、天然物や国内の原産地をごまかした悪質な嘘も多く、特に競合が激しい店は全てこうした薬剤まみれの養殖物と思ったほうが間違いありません。
水産資源の枯渇が叫ばれている中、そもそもそんな激安値段で国内の天然物が食べられる訳がありません。

■鮮魚でも多くの保存料や着色料が使われている

鮮魚(寿司)でも、日持ちさせるために保存料が使われたり、見栄えを良くするために着色料や発色料などの食品添加物、さらには危険な薬剤も使われます。
魚や寿司は生物だから何も手が施されていないと思うことは、今や大間違いです。
生物ゆえに、薬剤で日持ちさせたり見栄えを良くさせているのです。

例えば鮮やかな鮪(まぐろ)の赤みは着色されているのをご存じですか?
もちろん、全てのものではありませんが、回転寿司店やスーパーでも着色されているものは少なくありません。
古い赤身に植物油を塗ってトロに、烏賊の刺身が甘いのも烏賊自身が新鮮な訳ではなく、甘味料が塗られているからです。

偽装魚だけでなく、味や鮮度の偽装も行なわれているのです。
これらは個々の店の問題だけではなく、特殊な魚だけを扱う水産業者、添加物を扱う加工業者などの流通業者も含めた組識的な騙しの構造という問題です。

ですので激安店での外食は、家族連れの子供さんにはお勧めできません。
安い・便利・表面の華やかさなどに惑わされることなく、小さな規模で良心的に経営されている「本当のお店」を見つけて下さい。

■居酒屋やコンビニ弁当でも偽装魚が日常的!?

偽装魚は驚くほどたくさん使われています。
真鯛、ぶり、海老、蟹の他、貝類はほぼ全て、数の子、いくら、たらこなどの卵は、「実の子」でないものが使われます。
これらは何も激安寿司チェーン店の寿司だけでなく、コンビニ・弁当チェーン店の弁当を始め、普通のレストランや和食店、スーパーでも常習化(偽装化)されています。
ほんの一例ですが、白身の魚は、余程の高級店でない限り鱸(すずき)ではなく、ほとんどが全長2m・200kgもあるアフリカ産のナイルパーチです。
ナイルパーチは、かつては白スズキと呼ばれていましたが、食品表示の変更からスーパーでは鱸とは表示できません。現在は、ナイルパーチとして販売されています。スーパーに行った際に確認するとよいでしょう。

しかし問題は、回転寿司店や飲食店・レストランなどの飲食業では、今も鱸(すずき)と表示しても違法ではないのです。
本当におかしな法律体系があるのですが、業者はそれをうまく利用しています。

前記の通り、飲食業と違い販売業のスーパーでは、鱸(すずき)はナイルパーチと正しく表示しなくてはなりません。
しかし抜け穴があり、販売業でもネタを数種類をまとめた寿司盛り合わせやちらしだと、食品表示上の「加工品扱い」になり表示義務がなくなるのです。

表示義務がない場合、その間隙をついて、スーパーでも偽装魚が使えるということです。

現在のおかしな法律では、消費者が「加工品」の安全を確かめる術はありません。
賢い消費者として「加工品」はなるべく避け、自分で調理する食品を選びたいものです。


表示のカラクリを見抜く為のオススメ本

 [オススメ本1] 食品偽装の最前線――魚・肉・野菜・米
ハンバーグにカンガルーの肉が混入!? アナゴの正体はウミヘビ!? タイの代わりにマンボウ!? 高級白身魚の刺身はナマズが原料!? 回転寿司のエンガワは北の海に棲む巨大カレイからとっている!? 放射線で殺菌された国産ジャガイモが流通している!? 「国産米100%」と書かれていても外国産ブレンド米!?

 [オススメ本2] 「食べてはいけない」の基礎知識―食の危機・偽装表示を見抜く
残留農薬まみれの野菜・果実、汚染され、偽装表示の魚と肉や穀物・豆類…。食べてはいけない危険な食物群をとりあげ、安全な食物を安心して食べる基礎知識を提示。

 [オススメ本3] 回転寿司「激安ネタ」のカラクリ
安い物にはワケがあります。安さのヒミツは、決して企業努力によって成り立っているのではありません。この本では、激安店の厨房の舞台裏から、市場が見向きもしない“キズモノ”(死にマグロや養殖物の底物、浮き物、奇形魚)流通の暗部、煮アナゴなど外国産加工品の薬品漬けの問題、そしてブラックバスやナイルパーチなどの外来種を用いた偽装魚、インチキ代用魚の実態まで、、激安魚介類のヒミツに真正面から迫る本邦初のホンカク本です。



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