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伝統工芸品A ●桐下駄 茨城県筑西市関城地区では豊富な桐材を使用、軽くて丈夫な桐下駄を産出しています。 入梅時から最低4ヶ月は乾燥させた材料を、本取りから成形、仕上げの磨加工まで数10工程をふんで、見た目にも美しい下駄に完成させます。 ●一位一刀彫 岐阜県の高山市、飛騨市、下呂市を産地とするイチイという木を使った彫刻品。 茶道具や置物、お面などが作られています。 年輪が細かく、まん中が赤くて、外側が白いというイチイの木の特色を生かして彫刻されています。 一位一刀彫は、江戸時代末期、彫刻の名人といわれた松永亮長が飛騨地方の象徴であるイチイ材に根付彫刻と呼ばれる独特の彫刻を施したのが始まりと言われています。 それ以来、飛騨を代表する彫刻として、色をつけないで天然のイチイの木の細かい年輪、木目の美しさ、赤太と白太の色の違いなどを生かし、彫った跡を鋭く残すという独特の形がつくられ、現在に受け継がれています。 一本の木から作られる置物やお面のモチーフになるのは、干支の動物や仏像などが多く、これらの細かな表情が、約100本の彫刻刀を使い分けることによって表現されています。 一位一刀彫と呼ばれる所以とも言われる、「一刀一刀魂を込めて彫る」ということが迫力となって表れていると言えるでしょう。 また、年月とともに木の色が茶褐色にかわり、つやが出てくるというのもイチイの魅力です。 作られた時期によって、同じイチイという木でできているとは思えないほど色艶が違うのです。
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