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べっ甲細工A ・作品が出来るまで 1.デザイン 文字通り製作物のデザインを行います。単純な絵ではなく甲のパーツのイメージを考えながら作成します。 2.生地選び デザインに見合う甲羅を選び、デザインに従った型紙を当てていきます。 3.切りまわし 型紙どおりに甲羅を糸のこで切断していきます。 4.きさぎ 切り出した甲羅の表面を削り、滑らかにしていきます。 5.火ばし 大きなはさみ状の工具で接着すべき甲羅をその圧力を使って仮に接着していきます。 6.万力(まんりき) 水と熱により甲羅が重なる接着部分を圧縮していき一定の厚みの生地を作っていきます。 7.押しごて 甲羅をほかの材料(例えば木材など)に接着して作品を作る際、同じく熱したこてを使い熱により接着していきます。 8.彫刻 デザインに従い表面に彫刻を施していきます。 9.磨き 表面に磨きをかけていきます。これによりべっ甲細工独特の美しい光沢が出ます。 10.組立 デザインに従いそれらのパーツを組み立てて完成です。 一つ一つの材料となる玳瑁の甲は当然千差万別。 それにより作られる品々は、世界に二つとない作品であり、しかも決して他の材料では得ることができないその深い光沢と美しさ。 日本人の繊細な美意識と、同じく繊細な職人の技の集大成が「べっ甲細工」です。
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