ロハス生活・生き方マニュアル♪ 新しい時代のライフスタイルと健康情報。
ナチュラル雑貨


ガラス細工

伝統工芸品

●江戸切子
ガラスの表面をさまざまな形に彫刻し、独特の模様を施した江戸切子。
その色あいは時に涼しげに、時に華麗な印象を与えてくれます。
江戸切子は江戸時代、江戸大伝馬町で当時ガラス細工を商っていた加賀屋久兵衛が、ガラスの表面に模様を入れたのが始まりとされています。
その後明治時代になると、ヨーロッパの優れたガラス細工の技法や用具が日本に伝えられ、さらに時代とともにガラス素材の開発やクリスタルガラスの加工技術などが進歩し、現在にいたっています。




江戸切子A

・作品が出来るまで
1.加工を施す素材をガラスもしくはクリスタルガラスで製作します。
2.図柄の基準となる基本線を素材に描いていきます。
3.模様の基本となる大きな部分をカットします。
すべての基本となる模様のため完成に大きく影響をしてくるため、バランス感覚やカットの深さ、大きさの度合いがとても難しく長年の経験を必要とする作業。
4.細かい模様をカットしていきます。カットの大きさや模様を入れる箇所によっても、道具を変えて加工していきます。
5.表面がつるつるになるまで磨きます。
6.表面に付着したものや、割り出しで描いた線をきれいに消していきます。
7.最終検査をして完成。

江戸切子は、江戸時代に町民が始めた技術が、町民の手によって守られ継承されてきた純粋な町民文化です。
現在では庶民の生活用品として使われることは当然ですが、大相撲の優勝杯など様々なシーンにおいて使われています。


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